元料理人がみるみるうちに「動物」を「お肉」に変えていく光景は見事でした。
近くの猟師からもらった二頭の猪から、肉やホルモンを加工していきました
胴体部分を分けています |
小腸と大腸。中身を抜くと左上のようになります |
私も、捌きたてのブロック肉を一口サイズに切り分けました。
肉を切るくらい、今まで何度もやってきましたが、
それとはぜんぜん違う、真剣な気持ちになりました。
もちろん食べました! うまい!
今回は猪の肉を削ぎながら話す、爺さんの言葉で締め。
「動物を殺す猟師や料理する人は、そんなに罪深くない。
形あるものを形あるのものに変えて、ちゃんとその後に残しとるからな。
でも、食べる人は動物の形をなくしてしまうんや。だから食べるってのが一番罪深い。
だから、手を合わせて”いただきます”、”ご馳走様”って言うんや」
「ありがとうございます、いう感謝の心が大事なんや。
こうやって捌きながらも、”ありがとありがと”って思っとる。
言わんでもええ。思っとりゃあええんや。」
0 件のコメント:
コメントを投稿